Sarugaku Masks Shaping the Culture of Noh Vue large

Sarugaku Masks Shaping the Culture of Noh

Shibunkaku

44,57 € taxe incl.

fiche technique

Description

MIHO MUSEUM2018年春季特別展「猿楽と面―大和・近江および白山の周辺から―」の展覧会図録。


平安後期から鎌倉時代の古面に始まり、南北朝から室町、安土桃山時代の大成期にわたる350点(うち重要文化財80点)の「面(おもて)」をカラーで掲載、さらに約500点の面の表/裏を一堂に収録する。

興福寺や春日大社などに猿楽を奉仕した大和四座の本拠地大和、世阿弥の『風姿花伝』や『申楽談義』に大和猿楽に並ぶ勢力として登場し、延暦寺や日吉大社などに猿楽を奉仕した近江、そして霊峰白山の参拝口である加賀馬場、越前馬場、美濃馬場の祭礼に使われた面(おもて)などを幅広く収集し、中世の人々が熱狂した猿楽(能楽の古称)の世界を紐解く。

【担当編集者より】
能楽のルーツといわれる猿楽の面をこれでもかとばかりに収集した展覧会図録。揃いも揃った約350点の面はじつに表情豊かで、能楽に興味がある方だけでなく、基礎知識がなくてもパラパラとめくるだけで楽しめます。企画展の調査にあたって収集したおよそ500点もの面のオモテ・ウラを、モノクロながら一挙掲載しているのも見ものです。単に展覧会図録という枠を超えて、非常に貴重な資料を提供しています。

Auteur MIHO MUSEUM, Shirô Itô
Editeur Shibunkaku
Date de parution 01/03/2018